富士フイルム FUJIFILM XF35mmF1.4 R 写真作例3 やっぱりおすすめレンズ!

今回はごく簡単に写真のお話です。
カメラ:X-T20 | レンズ:XF35mmF1.4 R
場所:兵庫県宍粟市千種町西河内
宍粟市西河内を XF35mmF1.4 R のみで撮影
西河内入り口

西河内入ってすぐの左手にあるつり橋です。
写真を撮りたいといつも気になっていた場所ですが・・・

橋の下を流れる川です。
涼しそうで木漏れ日混じりできれいに撮ると絵になるかな思っていたのですが・・・

コチラがその外観。
特に絶景でもなんでもない場所。地元に住んでいるとなおさらです。
なので、こんな場所を撮っていると
「こんな場所撮ってなんになんのか?」と思われそうで
なかなか撮る勇気が出ませんでした。

橋のたもとにある俳句。
地元の方が書かれたものだと思います。
自分の性格上、「興味が無い」というはおそろしいもので、自分の地元でありながら、地元の方が携わっておられるこういう企画も全く知らないのです。

同じく橋のたもとの「石?」です。
どういう意味があるのか・・・。
よくよく考えてみますと、毎回通っているこの場所ですが、今回写真を撮るにあたって初めてこういう石があることに気が付きました。道端の目立つ場所にある石ですが。興味が無いと見ているようでかなりのものに気が付いていないということかなと思いました。逆にいうと、写真を撮るようになって、いろんなものに気が行くようになりました。
とにかく、
今回は昔から撮りたいと思っていた場所を勇気を振り絞ってやっと撮ることができました。

今回の写真の中で、フジフイルムXF35mmF1.4 Rの特徴が一番出ている写真はこれだと思います。被写体や写し方にもよると思いますが、被写体が立体的に浮き上がるように写ります♪
ちくさたたらの里 天児屋鉄山跡 ー宍粟市千種町西河内ー

良質の山砂鉄が採れた千種たたらの里。
その始まりは鎌倉時代ともいわれています。江戸時代には最盛期を迎え何百人もの人が暮らしていました。ちなみにですが、千種鉄は当時有名でしたが、ちくさ鉄に勝るとも劣らず優れていたのがここに組まれている石垣です。かつての有名なお城に負けないくらいすぐれた組まれ方をしていました。
この場所はただでさえ田舎といわれる千種町でも一番奥地になる山に囲まれた場所です。今は石垣しかないこの山奥に、何百年も昔から小さな子供からお兄さんお姉さん、おじいちゃんおばあちゃんまでいろんな暮らしや生活があり、確かにここに村があり、人が住んでいたと思うとなんだか感慨深いものがあります。

この地の資料がある「たたらの里学習館」はこの東屋の後ろに見えている白い建物です。この場所を訪れる方はたいてい「クリンソウ」にしか興味が無いようですが、先に書かせていただきましたように千種鉄のルーツもありますのでこちらの資料館にもお立ち寄りください。千種鉄で作られた「名刀」も展示してあります。
ちなみにですが、この東屋の手前には小川が流れています。スローシャッターで川の流れを撮影しておられる方もよくお見受けします。
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春先の紅葉。「紅葉」ではなく「もみじ」ですか。
考えてみますと春に緑のもみじを撮るのは初めてかもしれません。夏まじかで涼しそうでしたので撮りました。
「京都伏見正一位伏見稲荷大明神様」「宇迦之御魂神様」
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「京都伏見正一位伏見稲荷大明神様」「宇迦之御魂神様」
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]正一位?
神事で聞いたことがありましたが、
別に特に知りたいとは思ったことはありませんでしたが、
「なんだかよく聞く言葉だなあ~?」
とは、思ったことがありました。
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”正一位”とは、
平安時代ごろ(すみません、さだかではありませんが・・・)、朝廷から神様に与えられた階級(神階)のことです。そして、その階級の最上位が”正一位”です。当時、稲荷神社総本山である「京都伏見稲荷神社」は”正一位”よりも低い階級を与えられていましたが、同時代に”正一位”の階級を与えられました。
本来、この”正一位”という階級
は、だれでもかれでも請けられるものではなかったのですが、伏見稲荷の勧請(かんじょう:神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること)の際にはすべての稲荷神社にこの”正一位”を与えました。さらに江戸時代、明治時代になり神仏制度の統制が緩くなってくるといっそうこの”正一位”は全国に広まりました。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ゆえに、
ここちくさたたらの里のお稲荷さんにも最上位とされる”正一位”の文言がついているわけです。ちなみに、「宇迦之御魂神(うかのみたま)」は五穀をつかさどる神様で稲荷神社総本山である「京都伏見稲荷神社」の主祭神とされています。[/chat]
クリンソウ

お決まりのクリンソウです。
