行楽観光

今年は紅葉(もみじ)が今一でしたので紅葉のお話 宍粟市千種町の秋 2021年

千種町紅葉

千種町の紅葉(もみじ)2021年

トロピカル紅葉(もみじ)

 

千種町紅葉

 

カラフルというよりトロピカル。南国風カラーのもみじ(紅葉)です。毎年こんな風に咲くのかどうかはわかりません。

 

千種町紅葉

 

今年は、町内全域的にもみじがあまり奇麗に赤く紅葉しなかったのでこんな風になったのかもしれません。黄色ないしはオレンジ止まりでその状態でグリーンと相まってこんな風になったのかもしれません。そこに部分的に赤が混じっている感じです。とにかく、カラフル、トロピカルなもみじでした♪

 

千種町紅葉

 

ちゃんと色付いて紅葉しているものもあります。
本来ならばこうなるべきなのですが。

 

落ち葉のつもる音

 

千種町紅葉

 

兵庫県宍粟市近辺で紅葉が有名なところと言えば氷ノ山、原不動滝、福知渓谷などですが、全国にある「紅葉の名所」は、社団法人日本観光協会で約500か所の「紅葉の名所」が紹介してあるそうです。

 

千種町紅葉

 

千種町は「ここが名所」という場所は少ないですが、どこにいても周りを自然に囲まれていてすぐ身近に自然を感じことができます。どこにいても「ちょっとした名所」になりえます。どこにいても空気も、空も、川も、山もきれいで、風景がとてもきれいで静かな町です。

 

千種町紅葉

 

落葉時期など林の中を歩いていると、静けさの中で落ち葉が雪のようにちらちらと降ってきて、「さらさら、かさかさ」と葉っぱのつもる音が聞こえる時があります。

 

※秋口など一人で林の中をうろうろするのは自分といたしましてはすごく気持ち悪いです。熊が。「大丈夫だ」という人もいますが、自分といたしましては「・・・」です。あくまでぼく個人の思いです。

 

印象的な風景

 

千種町紅葉

 

 

千種町紅葉

 

 

千種町紅葉

 

青い空に丸い雲が先日見た十五夜のお月さんのように見えました。千種は空がきれいで空気も奇麗なので、快晴の満月の夜は、お月さんに照らされて空がこんな風にブルーに見える時があります。 

 

千種町紅葉

 

環境保全にはご協力を

 

千種町紅葉

 

きれいに手入れの行き届いた「林」ですが、当然自然にこうなるわけではありません。地元の方々が毎回掃除など奉仕活動をされているからこそです。ゴミなど環境保全には是非ともご協力くださいませ。

 

千種町紅葉

 

この時期、履いても履いてもキリがありません。
ご苦労様です。

 

紅葉(もみじ)の話

「もみじ(紅葉)」の花言葉

 

千種町紅葉

 

もみじの花言葉

「美しい変化」「大切な思い出」「調和」「節制」「遠慮」「自制」

 もみじの花言葉の由来 

「美しい変化」
紅葉の葉っぱが落葉するまでにいろんな色に変わることから

「大切な思い出」
古くから行われてきたもみじ狩りなどの美しいもみじを見てきた様々な想いから

「調和」
紅葉時期にいろんな色に葉っぱの色を変え周りの秋の色になじむことから

「節制」「遠慮」「自制」
赤くきれいな葉っぱばかりが注目される一方、小さなもみじの花は目立たない存在であることから

実はもみじは春先に小さな「ピンク色の花」が咲く!

ご存じでしたか?
もう一つ言うと、プロペラ状の「実」も付けます。これが熟すと回転しながら飛んで(落ちて)いき、その中には2つの種を持っています。

 

もみじ狩り

 

千種町紅葉

 

もみじ狩りって何でもみじ狩りっていうのかと昔よく思っていました。もみじを刈り取りに行くのか?って。

当然違いますよね。行楽観光など、もみじを見に行くことをもみじ狩りっていいます。

平安時代には、実際に紅葉したもみじなどの枝を折って持ち帰り、手のひらにのせて鑑賞するという楽しみ方があったそうです。

 

千種町紅葉

現代においては行楽の観光名所、寺院、神社などで、枝を折ったり、切ったりして持ち帰る行為は「森林窃盗罪」になるそうなのでくれぐれも注意してください。

 

 

千種町紅葉

 

紅葉(もみじ)の由来 実は紅葉(もみじ)は存在しない? 

 

千種町紅葉

 

「もみじ」を文字変換すれば「紅葉」と出てきます

では、「紅葉」と書いてあったら「こうよう」と読むのでしょうか?それとも「もみじ」と読むのでしょうか?

ここで肝心なことは,
実は単一の
「もみじ」という植物は正確(植物学上)にいうと存在はしないという事です。

 

千種町紅葉

 

要点まとめ

* 「紅葉(こうよう)」とは、
広葉樹が落葉する際に色が変わることをいいます。

* 「紅葉(もみじ)」とは、
紅葉(こうよう)する落葉樹の「カエデ科」の数種類をまとめて「もみじ」といいます。

 ・ 葉っぱの切込みが深いものを「もみじ」
 ・ 切込みの浅いものを「カエデ」
 ・ 英語圏では「メープル」といいます。

* 「カエデ」の名前の由来は、
葉っぱの形がカエルの手のひらに似ていることから。(カエルの手→「カエデ」)

* 「もみじ」の名前の由来は、
動詞の「もみず(もみつ)」が名刺に転じて「もみじ(もみち)」になったともいわれています。
※秋に草木が赤や黄色に色が変わることを「もみず(もみつ)」といいます。

 

広葉樹の色が変わる際

・ 赤く変わることを「紅葉(こうよう)」
・ 黄色く変わることを「黄葉(こうよう)」
・ 茶系(オレンジ系)に変わることを「褐葉(かつよう)」

といったりします。

「赤」に変わることだけが「紅葉(こうよう)」というわけではないという事ですね。

秋の紅葉の広葉樹の種類

・ 「紅葉」樹には、いろはもみじなどのカエデ科、ツツジ、やまぶどう、山桜など
・ 「黄葉」樹には、イチョウ、ポプラなど
・ 「褐葉」樹には、ブナ、杉、メタセコイヤ、ケヤキ、とちのきなど

 

千種町紅葉

「紅葉(こうよう」する草や背の低い木々を総称して「草紅葉(くさもみじ)」といったりもします。

 

普段私たちが当たり前のように「もみじ」と言っている言葉にはいろんな意味が含まれているという事ですね。必ずしもあの赤い葉っぱの木だけが「もみじ」とは限らないという事です。いろんな知らない思い込みがあります。

 

紅葉(もみじ)の葉っぱの「色」のお話

 

千種町紅葉

「もみじ」の色の変わり方は、 緑→黄緑→黄色→エンジ→赤→こげ茶 の順番です。

 

今年(2021年)の千種町内のもみじは、「黄色」「エンジ系」から「赤」を飛び越えて「茶系」になっていました。そして、ちじれて枯れてしまうといった感じでした。当然落ち葉も「赤」ではなく「茶系」でした。

 

千種町紅葉

 

葉が赤に変わるために必要な色素が「アントシアン」といわれています。

この色素はの害から植物を守る働きがあり、成長の過程で作られる」とされています。今年(2021年)の夏はとにかく曇りと雨の日が多く、そのせいでなかなか写真を撮りに行く機会がなかったのですが、千種町内で秋のもみじが赤く紅葉しなかったのはもしかしたら夏の日照不足が原因だったのかもしれません。実際、「アントシアン」の生成が少ないと「赤(紅)」にならず、「褐色」になることがあると書かれています。

 

写真のお話

ふんわり明るく撮るか、暗くても写実的に撮るか?

 

千種町紅葉

 

女性の方は写真を撮る際、明るくてかわいい系の写真を好まれるそうです。なので雰囲気的にはこんな「ふんわり系」の写真になるのでしょうか?これはちょっとボケ過ぎですが。

 

千種町紅葉

 

少しホワイトバランスを変えて、明るくふんわり系で撮影してみました。僕はすぐに原色か、ダーク系に寄せて、写実的に撮ってしまいます。男の方はたいていそうだと思うのですが。

 

千種町紅葉

 

わずかな光の当たった葉っぱを見るとすぐにローキーで撮りたくなります。上手く撮れたような気になります。

 

千種町紅葉

 

少し明るめに撮影できました。

 

千種町紅葉

 

千種町紅葉

 

こちらの2枚は色がつぶれてしまいました。紅葉を撮ると往々にしてこうなります。自分的にはまだ紅葉をどういう風な設定で撮ったら上手く撮れるのかがわかりません。どうしても引いて撮ると葉っぱの色がつぶれてしまいます。

 

番外編 夏の終わり そして冬へ

夏の終わり

 

千種町紅葉

 

緑には夏の名残が残る一方、うるさかったセミはそろそろ鳴き止み、木々が紅葉し始めます。

 

 

日差しに透ける葉っぱがきれいです。

 

千種町紅葉

 

光と影、緑と黄、茶のコントラストが印象的でした。それぞれのシーズンにそれぞれの良さがあります。

 

冬へ。

千種町紅葉

 

澄み渡る空。

でも、夏の空とは違います。

 

千種町紅葉

 

冬の雲です。

吸い込むと冬の空気です。

 

そして、

 

ちくさ高原スキー場

 

2021年初雪 ちくさ高原

 

兵庫県宍粟市千種町千草33
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