行楽観光

宍粟市千種町の行楽・観光 ちくさ高原クリンソウ2

千種町 クリン草

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危険がいっぱい

前回ろくに撮れなかったのでもう一度行きました。

兵庫県宍粟市千種町 クリン草

前回は撮影技術の未熟さ故と、シーズン晩期、そしてコロナ規制のこともあってろくな写真を撮れませんでした。今回、夕暮れ時にもう一度行ってみました。誰もいません。「気を遣わずに自由に撮れる」そう思いチョット中まで足をのばしました。

 

やっぱり露出調整は難しい

兵庫県宍粟市千種町 クリン草

見ると夕日が当たって奇麗なのですが自分の技術ではなかなかうまく撮れません。どうしても暗くなってしまいます。といいますか実際かなり遅い時間だったのですが。ここで相当時間を使ってしまいました。

 

 

兵庫県宍粟市千種町 クリン草

自分の技術ではここまでです。

しかし、相変わらず誰も来ません。
コロナの影響か?
それとも時間が遅すぎるのか?

カッコーの鳴き声だけがこだましています。
誰もこないから撮り放題。

そう思いましたその時までは。

 

足をのばしたその先は

兵庫県宍粟市千種町 クリン草

知らない間にずいぶんと奥まで来てしまいました。

誰もいません。
後ろを振り返っても、周りを見回しても。
来る気配もありません。

その時改めて気が付きました。
一人なんだと。

普段ならのどかに聞こえるカッコーの鳴き声もすごく不気味に聞こえます。

「森の住民」と「部外者」。
そんなふうにすら感じさせられます。
夕暮れ時の森の中がこんなに不気味で気持ちの悪いものだとは思いませんでした。

その時、向こうの茂みからガサガサという音が聞こえました。

 

「帰らないと!」

兵庫県宍粟市千種町 クリン草

『・・・。』

次の瞬間、
低いうなり声のようなものが聞こえました。

『野犬!?熊!?』
『気のせい?』
『いや聞こえた!』

『帰ろ!帰らな!』
生きた心地がしません。

逃げないと!
逃げても逃げきれない!?

犬なら追いつかれる。
熊なら襲われる。

ここまで来てしまったことを深く後悔しました。

入り口は見えません。
薄暗くなった森の中、焦ると帰り道もわからなくなっていました。
とにかく軽トラまで・・・

 

今思います

滑ってはいけないところでスキーをして雪崩にあって遭難。結果、多くの方に迷惑をかけるというニュースをよく目にします。自分もそういう状況に置かれたかもしれません。自分は大丈夫やろうなどと思わず、人に迷惑をかけないよう節度ある行動に気を付けないといけないと思いました。

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