写真をはじめてみました

FUJIFILM XF35mmF1.4 R【作例と感想】春の花と風景写真

チューリップ 千種町

今回はおもにカメラとレンズのお話です。

今回の撮影に使用した機材【富士フイルム】 。
カメラ:FUJIFILM X-T20
レンズ:XF35mmF1.4 R、XF14mmF2.8 R で撮影。
写真は兵庫県宍粟市千種町の写真です。

富士フイルム XF35mmF1.4 R 1年間使ってきた感想

 

ムスカリ

 

前回も書きましたが写真をはじめてボチボチ1年になります。
ひたすらX-T20XF35mmF1.4 Rだけでやってまいりました。

  •  XF56mmF1.2 RXF90mmF2 R LM WR が欲しい。『あればもっとうまく撮れる。』
  •  X-T4が欲しい。あれば動画もとれるし、手振れもしないので『もう少し楽に撮れる』と。

常に欲しい欲しいとの戦いでした。

 

ただいくら思ってもそんな予算がないので、今あるもので撮れるベストなものを撮ろうと何とかやってまいりました。結果的にこれで?これが?よかったと思っております。なぜなら

・ 35mm(単焦点のレンズ)で、撮れる距離と撮れない距離が何となくわかってきた。

・ 35mmというレンズが固定なので、設定の違いでどう変わるか(設定による違い)が勉強できた。

・ 35mmは富士フイルムの中では安い部類のレンズだけれど、やはりいいレンズ(物語が撮れる)と思った。

 

スイセン 千種町

 

追伸:最終的に

どうしてもXF35mmF1.4 Rでは撮れないもの広角な風景写真が出てきたので、XF14mmF2.8 Rを中古で購入いたしました。XF10-24mmF4 R OISと迷いましたが価格を抑える意味でこちらにしました。XF14mmF2.8 Rにつきましてはまた別の機会に作例とともに感想を書きたいと思います。

 

ということで、

X-T20XF35mmF1.4 R の作例写真を春の千種町で何点か掲載させていただきます。

注)趣味で始めた写真ですので、たまに撮る程度でも1年もあれば(もしかするといきなりにでも)これぐらいは十分に撮れるという参考ぐらいの気持ちでご覧ください。

 

XF35mmF1.4 Rで「花」の写真

 

X-T20XF35mmF1.4 Rで撮った花の写真と一緒に、初心者なりのカメラの設定の話とか思ったこととか。

 

撮影時に意識したこと

 

スイセン

 

〈スイセン〉 マクロ風に撮ろうと思ったのですが寄りすぎてピントが合っていませんね。

 

ヒヤシンス

 

〈ヒヤシンス〉 背景が光っていたのでF値を小さくしてキラキラとした背景にしようと思ったのですが、少し飛んでいますね。こういう花って構図も難しいです。

 

ムスカリ

 

〈ムスカリ〉 こういうたくさん咲いている花も逆に的が絞れずにどう撮るかが難しいです。難しいばかりですが・・・。

 

春の花 千種町

 

前ボケ後ろボケを意識して撮りました。

 

チューリップ 千種町

 

ローキー気味にして光を意識して撮りました。もっと暗くしてチューリップだけを黒の中に浮かび上がらせて撮るべきなのでしょうか?プロの方ってそういう写真多いですよね。

 

ホワイトバランス 自分の色づくり? は難しい

X-T20XF35mmF1.4 Rで撮影。

 

バラ 千種町

 

チューリップって撮るのがむつかしいですね。

 

バラ 千種町

 

明るすぎると原色が飛んでしまいます。

 

 

少し黄色、緑がかっています。

春らしさを出すために、緑をプラスにして、露出を上げて明るめにふんわり撮りたかったのですが、赤が飛んでしまいます。そこで、今度は露出を抑えると、彩度が上がってしまい緑が悪いほうに出てしまいました。

 

 

 

バラ 千種町

 

背景をもう少し考えて撮るべきでした。

自分のような初心者は、その時撮ることに精いっぱいですべてに意識がまわりません。

 

チューリップ 千種町

 

ホワイトバランスで変わります。
緑を抑えて、赤と青を強めにしています。

 

 

チューリップ 千種町

 

を強めに。

ホワイトバランスは、白は白く(光の具合によって白いものが黄色がかったり、青味がかったりせずに白は白く)見えるように、光の具合によって変わって見える色を補正する機能ですが、逆に、写真をあえて自分の好きな色に変えて見せるために、色を付ける目的でホワイトバランスが使われることもあります。

 

ただこれは、自分のような初心者には難しいです。どの程度の変更でどれくらい変わるのかがわかっていないからです。

 

 

F値(絞り): ボカシて撮る? 奥までハッキリ撮る?

ここもX-T20XF35mmF1.4 Rでの作例です。

 

スイセン

 

f値(数値)小さく(解放): ぼかして

 

スイセン 千種町

 

f値(数値)大き目(絞って): 奥まではっきり

 

 

すいせん

 

X-T20XF35mmF1.4 Rで解放気味に普通に撮るとこんな感じです。

彩度や色味の参考にしてください。

ピントが左上のスイセンに合っているので、撮影の仕方としてはダメですが。

 

できる限りぼかして撮ると、

 

スイセン 千種町

 

前ボケ後ろボケを意識して撮っています。

 

 

スイセン 千種町

 

 

白と黄色と緑の同系色を意識してぼかして撮ってみました。

絞ってもピントの合っているところと、前ボケ後ろボケのメリハリもきれいです。といいますか、初心者でもこれぐらいは撮れるということでしょうか。

XF35mmF1.4 Rはピントの合っている部分が独特に浮き上がって見えます。ちなみに、XF56mmF1.2 Rはもっと被写体が浮き上がって見えるみたいです。

ぼかし具合と、色具合、縦か、横かでも違う雰囲気になります。

 

マクロレンズ的に撮影。 X-T20とXF35mmF1.4 R

 

 

ももの木でしょうか?

 

もも

 

いつも撮る距離ならこれぐらい。

 

 

もも

 

 

マクロレンズを使わなくてもわりとアップで精彩に撮れます。

もとから高画質設定で撮っておけば、XF35mmF1.2 Rの場合、後からトリミングでもかなりマクロ的な感じにはできます。
※ただ、最初からトリミングを考えて大きめにとっていたのでは、なかなか上達しないのかもしれませんが。

逆に言うと、35mmでここまで撮れるということは、マクロレンズって、これ以上にアップで、あるいは接写して、撮らないとマクロレンズの意味がないということなのでしょうか?

 

XF35mmF1.4 Rで簡単な「風景」写真

カメラはX-T20

 

バラ

 

遠目に真っ赤なバラを撮るのは難しいです。

飛んでしまって何かわからなくなってしまいます。

1輪に絞ってローキー気味に撮ると撮りやすいのかもしれません。

 

千種町 花

 

遠目にとっても「絞って」撮ると木々の盛り上がり感とか臨場感よく撮れていると思います。

 

ミツマタ 千種町

 

「ミツマタ」です。「ミツマタ」ってただの草かと思っていたので、撮るほどのものでもないと思っていたのですが、わざわざ遠方から撮りに来られている方がおられたので撮影してみました。

 

 

バラと桜 千種町

 

 

 

花 千種町

 

 

 

バラ

 

 

この「バラ」の写真はピントが合っていません。

沢山咲いていると、ただ漠然と全体を撮ってしまうことがよくあるのですが、そうするとこうなってしまいます。

たくさんあっても「どれか一つにピントを合わせる」べきでした。

ただ、真っ赤なバラを炎天下で撮るのは難しいです。

 

葉牡丹

 

こちらは「葉牡丹」。

写真を撮り始めるまでは「白菜のできすぎたやつ」と思っていました。

 

千種町 花

 

遠目に撮ったものもf値を絞って、画質を上げて撮っておけば、後からトリミングしてもこれぐらいは精彩に写ります。ただ、そういうやり方ってどうなのかとも思いますが。

春先、結構あちらこちらで咲いていますが、いまだに名前がわかりません。

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千種町風景

 

ということで今回は、富士フイルム【FUJIFILM】 X-T20、XF35mmF1.4 R で撮影した花と風景写真の作例を載せてみました。

 

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XF35mmF1.4 R 今回のまとめ

 

チューリップ 千種町

まとめ

  1.  自分のような初心者でもすごく雰囲気のある写真が撮れる。
  2.  富士フイルムで選ぶ最初の単焦点レンズとしては値段的にも写り的にも間違いはない

 

ということです。

ありがとうございました。

兵庫県宍粟市千種町千草33
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