2022年春
最近の桜事情 千種町
今年の桜は3日ほどで散ってしまいました。気温が低かったせいか蕾すらできていなかった状態でしたが、急に暖かい日が続いたと思ったら1日とも言えない速さで咲き始め一瞬で散ってしまいました。桜の時期はほんの一瞬です。
撮影中に地元の(自分も地元ですが)おばちゃん(おばちゃんと言っていいのか・・・最近言葉選びに気を使います)が散歩をされていました。自分のお店にも来てくれはる方でしたが、「年々咲き方がやせているようにも思える。」と言ってはりました。確かに僕もそう思います。場所によっても、年によっても違うのかもしれませんが、気温の変化によって咲き方がずいぶんと違ってくるのは確かだと思います。
桜の花言葉など
桜の花言葉は有名なところで「精神美」「優美な女性」「純潔」などがあります。西洋では「私を忘れないで」という花ことばもあるそうです。桜は国内の自然の野生種でも10種類以上、鑑賞用など品種改良をされたものも含めると世界各国で300とも500ともその種類はあると言われています。そしてそれぞれに花言葉があり、品種改良をされた方みずからが付けられたものもあり、微妙に違った意味合いを持った花言葉が多数存在します。
「ソメイヨシノ」の花言葉は「純潔」「優れた美人」だそうです。ちなみに、「ソメイヨシノ」の寿命は60年から80年ほどだそうで、成長が早い代わりに寿命も短いそうです。これは桜全般に言えるそうですが、「桜は総じて寿命の短い木」だそうです。なので、「美」とか「優」といったイメージのある桜ですが、反面、「不吉」とか「縁起が悪い」といったイメージも持たれている側面もあり、実際、「慰霊樹」として昔から植えられてきたという歴史もあるようです。
桜の写真を撮ったときのお話
桜は「日が照りすぎる」と光って撮りにくいですが、「曇る」と冴えがなくなってもっと撮るのが難しくなりますね。PLフィルターを使うといいとか書いてありますが、「もみじ」の時もそうでしたが、どうも使い方が今一しっくりときません。といいますかわかりません。どこの位置で効いているのか、どの程度効いているのか、効く位置を特定していても、向きや角度が変わったらどうなるのか、効き過ぎるとどうなるのか・・・。以前、もみじを撮っていて、帰ってからパソコンで見てみると全く光沢の冴えがなく塗り絵のような写真になっていたことがあったので、「これはPLフィルターを効かせ過ぎたせい?」と思い、以来PLフィルターは付けないようにしました。NDフィルターもそうですが、まだまだ未熟です。
ただ、桜はやはり、「満開の時に、青空を背景に、でも太陽が照りすぎないとき」に撮るのが、一番きれいに、簡単に撮れるのかなとは思います。
ということで今回は特にこれといった写真はありませんでしたが・・・。
ありがとうございました。
兵庫県宍粟市千種町千草33
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