2022年春
写真を始めて約1年になりますが・・・
風景とか花とか、カメラ任せのフルオート撮影をやめて、まがいなりにも部分的にマニュアルで写真を撮るようになってそろそろ約1年になります。飽き性のわりにはよく続いたなあと思っております。
マニュアルと言いましても、ホワイトバランスと明るさを多少いじるぐらいの設定ですが。あとF値の設定も最近ちょっとだけ、ほんの少しだけわかってきたかなというところです。
「カメラが上達した」って何を持って上達したっていうのでしょう?
「写真を始めてそろそろ1年になるのに、全然うまなってないな~」って、最近よく思います。休みの日に半日以上かけて撮ったのに家に帰ってパソコンで見てみるとろくな写真が1枚もないということがほとんどです。カメラのせいにしたいところですが、それ以前のひどさです。
そんな時、「上達ってするのかなあ」と思う事があります。「カメラの上達ってなんやろう?」って。
センス?構図?操作?設定?補正?
とりわけ、センスって上達するものなのでしょうか?
自分は以前、店の商品の仕入れの合間に、興味本位で大阪でボイトレスクールに行っていたことがあります。その時確信したことがあります。「石っころはどんな優秀な技師が磨いても石ころでしかない。多少表面はつるつるしてもダイヤには成れない。」といことです。
少し話がそれましたでしょうか。
まあ、本人が楽しくやれればそれでいいのかもしれません。自分の場合は、趣味と、のちの千種町の記録にでもなれば程度に思ってやっているのであまり深く考えないほうがいいのかもしれません。あえて上達したと言えば、「カメラの操作の仕方が始めたころよりほんの少しだけわかったかな」ということぐらいです。
今は昔
ところで、去年写真を始めたころはすでに桜のシーズンが終わっていましたが、今年は何とか間に合いました。自分もこの学校に通っていましたが、こんなに桜があったかな~と今改めて思います。昔はそこそこ大きな柳の木とイチョウの木があったのを覚えているのですが、今はありません。柳は風流がなく、イチョウは葉っぱがゴミになるから撤去されたのでしょうか?校舎自体は自分が通っていたころの面影は改築されて全くありません。もう40年ほどたつので当たりまえと言えば当たり前ですが。昔は木造2階建てで、二宮金次郎の像があって、鳥小屋やウサギ小屋、池もあったでしょうか。
唯一正門とその右側の桜の木は40年前の雰囲気のままです。このページの2枚目の写真です(正門そのもの自体は新しくなっています)。卒業式の日にここで写真を撮ったのを覚えています。
ところで、これだけの桜ですが、写真を撮り始めるようになった去年までは、ここにこんなに桜が咲いていることすら気が付いていませんでした。毎日とおっていて、自分の家の目と鼻の先であるにもかかわらず。「興味が無い」っておそろしいですね。
花って簡単そうでなかなか撮るのが難しいですね 写真の話
千種小学校は花壇の花もきれいですね。季節によっていろんな花が植えてあります。花の世話をされている方も大変だろうなと思いながらいつも拝見させていただいております。
花って簡単に写真が撮れますが、雰囲気良くきれいに撮るのってなかなか難しいですね。特にたくさんあればあるほど、撮りたいものがよりどりあればある時ほど逆に難しいです。曇りの日も上手く撮れませんし、太陽が照りすぎている時も上手く撮れません。「玉ボケ、ぼかし、背景カラー」、「主役、脇役、構図」、「光と影」。そんなことを考えながら撮っていると、1枚シャッターを切るのにものすごい時間がかかります。かといって結局ろくな写真が撮れていません。なかなか上達するのは難しいです。
チューリップって明るくふんわり撮ろうと思うとことごとく失敗してしまいました。ボケボケの白飛びで、なんだかふやけたティッシュのようになってしまって、結構たくさん撮ったのですがすべてボツになりました。なので暗めのバージョンで。花にもよるのかもしれませんが、チューリップは暗めに撮る方が「上手く撮れたように」みえますね。「明るくふんわり撮るか」、「写実的に見た目そのままに撮るか」、「暗めに雰囲気を作って撮るか」、「色味をのせるか」などなどいつも悩みます。奥が深いです。
桜の種類
最後に、「桜」って一言に言っても色々な種類があるのですね。ソメイヨシノ、山桜、シダレザクラ、八重桜。これくらいは知っているのですが。
桜の種類
細かく分類すると100種類ほどあり、園芸用などの品種まで入れると200~300種類ほどあるそうです。あるいは、500種類以上ともいわれているそうです。
とりわけ、園芸用の栽培種ではなく、日本で咲いている野生の桜は、「山桜」「霞桜」「江戸彼岸桜」「寒緋桜」「熊野桜」「大島桜」「大山桜」「豆桜」「深山桜」「高嶺桜」「丁子桜」の大きく分けて11種類だそうです。ここから、自然交配、人口交配を経てこの何百種類という数の種類になったそうです。
「八重桜」
ちなみに皆さんよくご存じの「八重桜」は個別品種名ではないそうです。八重咲きの桜(花びらがいくえにも重なって咲く桜)を総じて「八重桜」というそうです。
という事で今回は以上です。
毎回花や木をのせる時にはその植物の説明を少しだけ掲載させていたのですが、今回はいつ終わるかわからなくなりそうなので簡単に終わらさせていただきました。
ありがとうございました。
兵庫県宍粟市千種町千草33
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